挑戦を見守ろうという懐の広さがあり、体当たりでぶつかることができる環境だと思います

大手不動産企業のショッピングモールECサイトのリプレースプロジェクトに、共通基盤担当として携わっています。

開発ベンダー各社にヒアリングして、それに基づいてインフラを構築したり、開発作業がスムーズに行えるように開発環境を整備したり、オフショア含むチームメンバーの作業を調整したり、といった業務を行なっています。

前職では、主に音声認識に関する研究開発関連業務を行っていました。

今後の研究開発に利用されるユーザの利用データ収集、音声を音素として理解できるようにするための音響モデルの作成、音響モデル作成のための学習データとなる音声の収録などを行なっていました。

今の業務とは全く違う方向性のキャリアです。

年功序列な組織は自分には合わないと感じ始めていたのと、当時は通勤時間も長くプライベートを楽しむ余裕があまりなかったので、将来のことを考えてもう少し自由にのびのび働きたいなと思って、転職活動を始めました。

コマーステクノロジーに対しては、比較的若い年齢層の人が多いこと、女性社員もそれなりの数いて女性管理職がいること、ガチガチの年功序列ではないこと、事業内容が幅広いことを魅力に感じていました。

未知の領域ではありましたが、この会社を選択したら色々な新しい経験ができて、きっと人生が面白く転がるんじゃないかなと思ったので、入社を決めました。

勝手な印象で、とっつきにくい人が多くて、結構ドライな環境なのかなと思って少し構えていました。
実際に入社してみるとそんなことはなく、フランクに話しかけてくれる社員もいて安心したのを覚えています。

仕事の難易度は、経験ゼロから始めたのでまぁ高かったです。ただ、経験のない人にもアサインしてやらせてみる、という文化があるのは素敵だなと思っています。

先輩たちが見守ってくれているなーというのは常に感じていて、キャリアについてアドバイスしてくれたり、成果物へのフィードバックを丁寧に実施してくれたり、入社前の想定よりもとても恵まれた環境で働けているなと思っています。

知識や経験豊富なエンジニアに囲まれて仕事をすることができること、手をあげれば挑戦できること、の2つがメリットかなと思っています。

前者については、直接教えてもらえたり成果物を見て学べたりするのも当然大きいですが、物事を見る視点や考え方などが勉強になるなぁと思っています。できる人の視野の広さ、解像度の高さ、細部へのこだわりなどを日々肌で感じられる環境は貴重だし、刺激的で面白いです。

後者については、若い者の挑戦を見守ってやろうという懐の広さがあると感じていて、体当たりでぶつかることができる環境だと思っています。私も入社以降、フロントエンド→バックエンド→インフラと色々経験させてもらいました。

たしかに大変なことも多いですが、ストレッチが効いている分成長できる環境なのかなと思っています。

今や人々の日常生活に溶け込んでいて、市場も大きなECに携わっていることにやりがいを感じています。

家族や友人が、私も関わったプロジェクトのECサイトで購入している場面にはじめて出会したとき、なんとも言えない感情になりました。

エンドユーザの声がSNSなどでも口コミとしてリアルに見られるので、そういった点も面白いなと思っています。

個人としては、できることや知っていることを積み重ねていって、数年後の自分は今の自分が想像できない人になるというイメージを持つようにしています。

勉強メモをたまに見返すと、「あの頃はこんなこともわからなかったんだなー」と当時の自分に思うんですが、今の自分も来年の自分にはそう言われるだろうし、5年後も10年後もそれを繰り返していくのだろうなと思っています。

今多少行き詰まっていても、これまでも長期的にはちゃんと進んできたから大丈夫だと思えると、それを抜けた先の自分が投影できるので、腐らずに頑張り続けることができる気がしています。

チームとしては、「この人には何を言っても大丈夫」と思ってもらえるような関係づくりを心がけています。ネガティブな内容は話しづらさと反比例してボトルネックになりやすいと思うので、いざというときの心理的障壁を下げるためにも、日頃のコミュニケーションを大切にしています。特にオフショアメンバーがいる場合は、どうしても言葉の壁があるので、その人特有の言い回しなどを早めに理解して、関係を築けるように心がけています。

これを見てくださっている方は、きっと今の職場にさまざまな思いがあって、次のキャリアにコマーステクノロジーもアリかなと思ってくださっているんだと思います。

週1の出社日などもあるので、ぜひオフィスに遊びに来て雰囲気を感じてみてください。一緒に働けるのを楽しみにしています！